馬頭山 観音院 真性寺 初午祭 2月11日 (祝日)が行われます。

  • 2018.01.28 Sunday
  • 20:19
「厄よけ観音」として知られる馬頭山真性寺のある名張市新田は、
旧称名賀郡美濃波多村新田を指している。




ここは、すでに地名が示しているようにいわゆる新田開墾により、
今から三百六十年余前、江戸時代の初頭に発生した集落である。
この新開地での祈願所、開拓民の精神的拠りどころとして創建されたのが真性寺である。
しかし、その正確な年次は不詳であり寺伝によれば、
上神戸(かみかんべ)西方寺(現在伊賀市)より、六世玄盛和尚を招き、
一宇の草堂を建てて馬頭山観世音菩薩を安置したのが始まりとされている。」




厄除開運の仏といわれる馬頭観音を本尊としたのは、新しく生まれた土地から
一切の障碍(さわり)を排除し、この地に移り住む人々の幸運を開き、 末永く
発展することを祈願するためで、寺号もはじめは新田にうち勝つという意味で、
新勝寺(中古から真性寺に変わった)と呼ばれていた。
その後、宝暦十三年に、宥奥(ゆうおう)・恵枕(えちん)の両和尚の発願に
よって本堂を建立、文化十四年に修復した記録がある。
昭和三十六年に、伊賀地方では初めての鉄筋コンクリート造りの近代的な本堂
を造営落慶した。また真性寺は初午寺の別名でよばれ、三百六十年余以 来毎年
二月の初午の日(現在は毎年二月十一日の祝日)に初午祭を行い、伝統的な大般
若経六百巻の転読による厄除け開運の祈願を営み、現在に至っている。
「初午さん」「馬頭さん」の愛称で親しまれ、霊験あらたかな馬頭観音のご利
益をいただき、災厄を除き、健康で安心と幸せを得ようとして厄除け祈 願を捧
げる人が年々多くなっている。毎年、伊賀一円はもとより、大阪、奈良、伊勢な
ど、多くの参拝者で賑わいを見せている。
真性寺は天台真盛宗に属するが、宗派を超え、地域を越え、多くの人々の幸福
への祈願寺として信奉され発展している。

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